コールデンウイーク、ならぬシルバーウイーク?

一昨日の一箱古本市で、撤収の途中で重い本を抱えたためか、昨日に引き続き体が筋肉痛。すっかり歳をとってしまったのか、疲れがとれない。ゴールデンウイーク、ならぬシルバーウイークになりそう?そういえば、「退屈男と本と街」さんが「一箱古本市」リンク集を作ってくれたが、もしかして、地下鉄千代田線のホームでダンボールを手で抱えていたのは、「退屈男」さんなのではと思っている。若いから、すぐ筋肉痛も治ったと思いますけどー。
今日の昼間はひたすら仕事に明け暮れ、夜になってから返事の遅れていたメールを数本を出し、新聞連載のコラムが遅れないように下書きを始める。次回は、中戸川吉二が少年時代に北海道の釧路川を旅した物語である「兄弟とピストル泥棒」(大正6年作)のことを書く予定だが、偶然今日の「朝日新聞」朝刊のトップに、「川の蛇行 復活」と釧路川の流れを昔に戻す工事が始まると出ている。小説は、中戸川の少年時代だから、当然直線化される前。明治の終わり頃なので、鉄道は完成されてなく、途中から釧路川を船で下っている(今は当然船では行けない)。想像するに、当時はまだかなりの自然がのこされていたろう、その中戸川が下った川の蛇行が復元されるのである。妙な偶然の一日だった。