『サンパン』、続きます

今日の夜、EDIの松本八郎、矢部登氏と、「サンパン」も今後について話し合いの予定。仕事を早めに済ませて、久しぶりに神田古書会館に行く。5時少し前に到着、二階の蔵書票展を見た後、地下の会場へ。近代文学研究の曽根博義先生とばったり会う。先日亡くなった鳥居省三先生のことなど立ち話。会場では扶桑書房がかなりの古い雑誌を出していた。『藝林輭歩』創刊号の木下杢太郎追悼集、『冬柏』の特集「晶子と近代抒情」、他にもほしいものがあったが全部を見ないうちに6時のタイムリミット。他に山口昌男『歴史・祝祭・神話』(中公文庫)のみ。もう少し早く行くべきだったと反省。
6時、会館入口で松本、矢部氏と待ち合わせて近くの居酒屋へ。前に古書通信の樽見博氏らと行ったところだが、あらためて店の名を見て驚いた。店名「盛屋」(さかりや)、当然私とは関係ないのだが、なにかの縁。安くて旨い店で、これからひいきにしようと思う。
松本氏から『大正文学7−総特集・木下杢太郎』(大正文学会)をいただく。2時間あまり、今後の「サンパン」について話し合い。結論は続けることに決定。詳しくは、同人達に連絡が行くと思う。
家に帰ったら『釧路新聞』のコラム掲載紙2回分、岩切信一郎氏から『一寸』第26号が届いていた。