『白雲』(横浜)第22号が届く

仕事が終ってから、遅れていた『北方人』の原稿の整理をする。明日には一部の校正を送る予定。何とか今月中に出したいが、少し遅れるかも知れない。
文芸同人誌『白雲』(横浜)第22号が送られてくる。年2回の発行だから、もう11年も頑張っている。いつも読んでいるのが穂積実さんの「少年Mの回想記」、もう12回目。自伝的作品だが、なかなかおもしろい。みな頑張っている姿に、逆に励まされる。

 『白雲』(横浜)第22号

「日用帳」http://d.hatena.ne.jp/foujita/をのぞいたら、中戸川吉二『北村十吉』(大正11年)を読んでいるとある。これは当時の文壇交友小説のひとつ。復刻版『北村十吉』(まぼろし文学館 大正篇、本の友社 平成10年) が出ており、小生が解説を書いているから、ぜひご覧あれ!!高見順も絶賛した小説(『高見順日記』にある)で、とにかくおもしろいこと限りなし!!