プックダイバーへ行く

仕事帰り、神保町下車。本当は古書会館に行きたいのだが、6時で終了なのでとても間にあわない。プックダイバーへ行く。ブログで「ふるほん秘境めぐり」をやっていると知ったからだ。「四谷書房」の箱から内田繁『椅子の時代』、内田氏はデザイン学校の大先輩で同窓会の会長もやっている。これが黒田征太郎への献呈本、3冊1000円だったが他に欲しいものがなく500円で。「古本T」(たぶん)の箱からから『モダン古本案内』(400円)、「奈良の小さな古本屋このはな文庫」から関西で出ている『エルマガジン』10月号(200円)、出たばかりらしいが「書店カルチャー!?」という特集、カラー写真で関西の古本屋の棚がたくさん出ている。山本善行氏の「長野・本の家へ。」があり、大きなカラー写真で初めてお姿を拝見する。「退屈文庫」はスカスカでめぼしいものはなかった。
帰りに、入口においてあった『本の街』10月号をもらい、帰りの電車で読んでいたら、ブックダイバーの店主・仙波輝之氏の連載第1回「ぐるぐる丸の世迷い言」がある。66歳で古本屋をはじめたそうな。妙に励まされる一文だった(?)。