『山田耕筰著作全集』全3巻

山田耕筰著作全集』全3巻が、県立図書館から届いている。分厚い、こんな本が出ていたことは全く知らなかった。著作に未収録の随筆も含まれているが、フリッツ・ルンプがドイツベルリンで会った日本人「Terauchi kinichi」のこと、寺内という名も出てこない。何せ、関西学院の時代の記述は少ない。謎が増すばかり。関西学院の卒業者名簿でもあたらなければなるまい。以前、山田耕筰の読んだ本は『若き日の狂奏曲』だったが、そのときは同じ時期にベルリンに留学していた石原純のことを調べていたときだった。その石原に関した記述も少なかった。小山内薫など同時期に留学していた人たちの日記などを調べる必要があるかも知れない。
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