谷中よみせ通り「わくわく大感謝祭」に一箱古本市と北海道の報告

今週の末、22、23日に開催される、谷中よみせ通り「わくわく大感謝祭」に一箱古本市も参加しますが、わが「古書北方人」も招待されましたので参加します。初夏の一日、散歩がてらおいで下さい。詳しくは下記を参照に!
http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/
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14日から19日まで、北海道釧路へ行ってきました。47年ぶりの中学のクラス会、著書刊行の打ち合わせ等など。その報告です。
14日12時55分、JALでフライト、14時35分釧路着。温度は10度以下、東京との温度差は10度以上。晴れてはいるがとにかく寒い、温度は10度以下。バスで市内に向かい、ホテルにチェックイン。近くの料理屋へ行く。5時から、食事をしながら『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』の刊行の打ち合わせ。もうすぐ発行される『釧路春秋』の「原田康子追悼特集」の編者B氏、画家のO氏、原田康子さんの親類でもあるF氏、釧路短期大学のS先生、もと地元の新聞記者S氏が集まってくれる。みな『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』を刊行を応援してくださる人たち。B氏から、かなり具体的に進行していることを伺う。実は、帰宅した昨日電話があり、もと市長の後押しもあって、99%実現しそうだとのこと。予算の関係で来年になりそうだが、うれしい限りである。
翌15日朝、市立図書館へ向かう。今回持参している『伊上凡骨伝』草稿の、『啄木日記』などの引用部分をチェック。やはり、かなりもれている。書誌家の知人が「個人名の題のある雑誌」リストを作っているので、その資料をコピー。かなり見つけたが、知らないものがあればうれしいがー。午後は、今日からお世話になる義弟のところへ行く。
16日3時より、47年ぶりの中学のクラス会。先生はあと数ヶ月で80歳という。当時のクラスは14クラス、教室には59人いた。集まったのは14人、横浜、札幌からも来ていた。女性陣の変わりように驚く。2次会、3次会、そして4次会は関係ないT氏の旅館にまで押しかけてしまう。Tさん大変お世話のなりました。

17日の昼前、高校でお世話になった釧路文壇で長きに活躍されているS先生のところへ行く。毎年発行されている『しまふくろう』31、32号をいただく。長く愛読しているが、一年間の地元の文学関係の新聞記事をスクラップして印刷した貴重な本。私が地元の新聞に寄せた記事もある。午後は、近くの温泉に行ってゆっくりする。帰りに地元の「ブ」に行ったが、驚くほど興味を引く本がない。

18日、義弟と郊外の春採湖という小さな湖に出かける。こちらの桜はこれからだが、まだ小さなつぼみといった感じ。霧がかってくる。近くにある「毛綱毅曠」が建てた中学校をみる。もし生きていたら、もっと活躍したに違いなどと義弟と話す。


19日、こちらにいる兄弟と、釧路湿原の丘にある墓地に墓参りに行く。ここは海岸から離れているので、桜がかなり咲いていた。帰りに亡くなった兄の家により、15時40分に釧路を発ち、羽田に着き、家へ帰ったのは9時近く。さすがに疲れた旅であった(本当は飲みすぎで)。