『釧路春秋』第64号「原田康子追悼特集」

もう6月になってしまった。やることがたくさんあるのだが、なかなかすすまない。『釧路春秋』第64号「原田康子追悼特集」が届く。追悼部分だけで90ページ。札幌、釧路で行われた「偲ぶ会」の写真、作家津村節子さん、桜木紫乃さん、文芸評論家小島千加子さんなど再録の一文もあるが、たくさんの人たちが原田さんへの想いを寄せている。私も「原田康子先生のこと」を寄せた。いま「釧路新書」として、来年の三回忌に向けて進行中の『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』には、この追悼特集も収録の予定である。

実は、先日体調をこわして、病院に行った。先週の27日のこと、朝起きたらめまいと吐き気に襲われ歩くことが出来ない。こんなことははじめての体験。2時間の点滴を受けて、一週間の安静が必要といわれ帰宅。いつまでも続く肩の痛み、一週間の北海道旅行、直後には2日間の「一箱古本市」、数日前には「伊上凡骨伝」の最後の追い込みで久しぶりに徹夜したこともあり、疲れ、ストレス、目の使いすぎなどたくさんの原因があるという。血行を良くする薬、眠り薬などもらい、調子はかなりよくなったが、いまも少し体がだるい。一週間の安静といわれたが「伊上凡骨伝」の校正を続け、あと一歩という感じ。