4月30日は「一箱古本市」

4月30日は、いよいよ「一箱古本市」です。!。11時から16時。場所はJR日暮里を降りて少し歩き、谷中の夕焼けだんだん坂を下りてすぐ左折、岡倉天心記念公園の先を左に入ったところにある、アートスペースゲントの前です。地図を貼り付けておきます。http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x60188dd49a29cf49:0x61fc5462a4a58119,0&msa=0&msid=213356970398161985526.00049f0d4ddd4b0afd95b&ll=35.725054,139.764848&spn=0.01742,0.01502&z=15&source=embed
手元になくなっていた自著『木版彫刻師 伊上凡骨』も無事届き、出すことが出来ます。ミニギャラリー「伊上凡骨展」も一箱の中で開催します。天気は晴れの予想です。散歩がてらおいで下さい。

いつも『北方人』に、東北を舞台とした小説を寄せてくださる通雅彦氏のこ実家は岩手、今回の大地震で壊滅されたそうです。遅くなりましたが謹んでお見舞い申し上げます。次回の『北方人』には、今度の地震を主題に小説を寄せてくださるとのことです。
『北方人』第15号、拙著『木版彫刻師 伊上凡骨』にたいして、反響が色々届いています。HP「四季・コギト・詩集」には、かなり詳しく出ています。http://6426.teacup.com/cogito/bbs新しい発見もありました。中川一政の詩集『見なれざる人』(叢文閣、大正10年)に凡骨が彫った版画があるとありましたが、全く知りませんでした。ありがとうございました。書影もありましたが、清宮彬の装丁が岸田劉生とそっくりで驚きました。いろいろ調べてみたら、清宮彬の装丁を劉生が真似たことを知りました。私の著書には「伊上凡骨版画一覧」を載せましたが、刊行後、凡骨がかかわった著書の発見は、これで3冊目です。まだまだありそうでです。

・高島宇朗 『せゝらき集』、挿画・青木繁、木版・伊上凡骨、福永書店 昭和2年
・高島宇朗 『詩集 眼花集』、挿画・坂本繁二郎、木版・伊上凡骨、福永書店 昭和2年
中川一政『見なれざる人』、装丁・清宮彬、彫刀・伊上凡骨、叢文閣、大正10年