須賀章雅『貧乏暇あり』

札幌の古書須雅屋の店主、須賀章雅さんから著書『貧乏暇あり』が送られてきた。本当にありがとうございます。これは、いつも拝見していた7年間のブログをまとめたもの。2006年の秋の一箱古本市に、北大にいたときに古書須雅屋でアルバイトしていたことがあるという人が現れて、びっくりしたことがあった。http://d.hatena.ne.jp/kozokotani/20061022

貧乏暇あり―札幌古本屋日記

貧乏暇あり―札幌古本屋日記

いまは、ネット販売だけの古本屋さんだが、「貧乏暇あり」の綱渡りの生態記録(帯より)。
三分の一ほど読んだが、ナンダロウさん、退屈男君などのこちらで知る人たちの名、北海道の詩人八子さん、釧路の古書豊文堂店主等々、たくさんの知人たちの名が登場。北海道の古書業界の実態が垣間見れて、読んでいて楽しい。なんといっても、須賀さんが北海道新聞文学賞に応募し、賞にノミネートされるだけの実力のある詩人であることがはっきりとこの本で知ることになった。須賀さんのこれからの活躍を祈りたい。