特別展「杢太郎と異国情調」パートⅡ

伊東市の「木下杢太郎記念館」から、第20回特別展「杢太郎と異国情調」No,2開催の案内状がくる。昨年は、杢太郎と交友があったフリッツ・ルンプとクルト・グラーザーが取り上げられたが、神奈川近代文学館に依頼した、ルンプとグラーザーが杢太郎に宛てた書簡や、杢太郎がルンプのことを書いた詩の原稿の写しが間に合わなかった。今回、パートⅡとしてそれらが展示される。

 特別記念展「杢太郎と異国情調」
・平成18年3月14日(火)ー5月7日(日)*月曜休館
・午前9時ー午後4時30分(3月は午後4時まで)
・入場料ー100円

パンフレットには、ルンプの吉原のスケッチが使われている。昨年より充実した特別展になるに違いない。

今日は、先日入手した名取洋之助『写真の読みかた』(岩波新書)を、ルンプのことで色々ご教示下さるドイツのK女史に送る。帰りに春日部の「ブ」へ寄る(ここが一番近い「ブ」である)。『散歩の達人』1月号特集「本屋さんを遊ぶ!」を200円、山梨日日新聞社編『清里の父 ポール・ラッシュ伝』を105円で買う。これには、貴重な索引があり、釧路出身の八代斌助[やしろひんすけ] 日本聖公会首座主教 (1900-1970) がたびたび登場している。八代斌助には、著作集もあるのだが、まだ端本2、3冊入手しただけである。