気晴らしの一日

朝起きると、唇がタラコのようにはれている。時々あるのだが、ビタミンの不足か、疲労か!午前中、返事が遅れた5本のメールを出す。昼には、唇のはれが引く。
午後からは、気晴らしに春日部「ブ」へ。重金敦之『食の名文家たち』(文藝春秋)、興味ある作家たちの、小説のなかの食の話、おもしろそうなので後の楽しみとする。他にヴィッキー・ハーン『人が動物たちと話すには?』(晶文社)を均一で。
帰ってから、読みかけの竹信悦夫『ワンコイン悦楽堂』を斜め読み。著者は灘高、東大卒、朝日新聞社入社、ネット書評「ワンコイン悦楽堂」を書いていたエリート。しかし2004年9月、マレーシアで事故死。この本は、知人であった内田樹高橋源一郎の対談も入っている遺稿集のようだが、かなり濃密な書評集である。「ワンコイン」、つまり、100円、500円のコインを使って手に入れた本の書評である。当然「ブ」が出てくる。「BOOK OFFには、会社の行き帰りによくでかけます。おめあてはもちろん百円コーナー」とあり、思わず私と同じだ!と思った。ただ、その書評は天才と言われるだけあって少し難解であり、ピカイチともいえる。まだ読み始めたばかりだが、少しでの見習わなくては!(と思うのだがー)。

ワンコイン悦楽堂

ワンコイン悦楽堂