『愛と美の墓標』を読む

気温も高く、すっかり春らしくなってきた。
妻は、東京六本木で韓流シネマフェスティバルの映画「吹けよ春風」という映画を見に行くと、朝早くイソイソと出かけていく。大勢の女性と一緒に出かけるといってたが、私にはどんな世界か解かりません?。
さて、小松伸六の本が、なかなか見つからず、図書館の方が早いと、昼から春日部図書館に出かける。『愛と美の墓標』『ミュンヘン物語』、そして柴田翔のエッセイ『記憶の街角・遇った人々』を借りる。柴田を発掘したのは小松伸六と言われる。
帰り、そばにある「ブ」へ。仕事に使えそうなウィルソン・ブライアン・キイ『メディア・レイプ』(リブロポート)を均一で。
家に帰ってから、新聞の原稿に取り掛かる。有名、無名の作家や思想家の自殺を書いたものだが、『愛と美の墓標』の「序文にかえて」は、自分の周辺に生きたことをかなり長く書いており、半自叙伝的なことがある。かなり前に読んでいたが、この一文と記憶が一致する。書架の奥から、1968年の『釧路春秋』第3号に「北海道の文学運動」という講演記録も発見、原稿も半分ぐらい進む。あとは明日。