小松伸六『愛と美の墓標』を再読予定

釧路新聞』から連載中の「故郷逍遥」、10、11回の掲載紙が届く。今回は、作家中戸川吉二の父平太郎のこと、そして先日亡くなった文芸評論家小松伸六氏のこと書いた。
今日、少し本の整理をしていたら、書架の奥からようやく著書の『愛と美の墓標』(講談社)が出てくる。てっきり『美を見し人は』(講談社)があると思っていたが、それ以前に出たものだった。人間(自分のこと)の記憶って言うのは、なかなか当てにならないものである。久しぶりに再読しようと思う。丁度、新聞が来週月曜日に休刊日となるとのことで、次回の原稿に余裕ができてホッとした。

 小松伸六『愛と美の墓標』(1998年、講談社