本の整理の2日間

昨日はこどもの日、妻の実家の栃木に1泊の予定で出かけるつもりだったが、鳥居先生がなくなったこともあり、落ち着かないので,一人静かに家に居ることにする。
この日は、先生の通夜。そのことで、電話などをかけメールを出し、弔電を打つ。
午後から、中戸川吉二展のための資料集めを兼ねて本棚の整理をはじめる。子供の部屋に分散してある本をひとつの部屋へ運ぶが、途中で読み出してしまうなど、全然進まず。昨日は、そのまま本に埋もれて寝る。
今朝、春日部の「ブ」で、文庫本5冊1000円セールをやっているので出かけ、北中正和『にほんのうたー戦後歌謡曲史』(平凡社ライブラリー)、都築響一『珍日本紀行』(ちくま文庫)など、面白そうなもの5冊入手。これで当分は読書が出来る。
帰ってから、再び本の整理、中戸川の本は高くて手に入れていないが、雑誌はたくさんある。古い『文章倶楽部』などは、表紙の装丁もきれいで、つい手をとめて見入ってしまう。里見トンの本は、戦前のものを含めてたくさんあり、本棚2段分集まる。まだまだ、本棚の整理が終らない。リストも作らなければならない。
夜、妻と子供が栃木から帰ってきた。食事をしながらテレビを見ていたら、アイヌ民族ではじめて国会議員になった,北海道の萱野茂さんが亡くなったというニュース。この2日間、本の整理をしていたなかに、たくさんの萱野さんの著書が出てきたところだった。
鳥居先生は80歳、萱野さんは79歳であった。お2人のご冥福をお祈りします。