春日部夏祭り

地元春日部は今日から夏祭り、各町内会から大きなみこしがでる。娘は朝から、どの浴衣を着ていくか騒いでいる。明日は甚平を着るという。
さて地元の「ブ」で、祭りに協賛して文庫本5冊セールをやっているのを思い出す。棚にあって高くてなかなか手に入れられなかったものがあり、開店にあわせて出かける。入店して棚を見て手に取ろうとすると、後から来たオヤジ(自分もオヤジだが)、横からから目の前の5冊ぐらいをわしづかみにして持っていこうとする。一瞬持って行こうとする本の一冊を奪い取り、「後から来てそれはないだろう」と一喝。オヤジ何も言わずスゴスゴと引き下がる。気分悪し。
その1冊は、イザべラ・バード『日本奥地紀行』(平凡社ライブラリー)、明治11年に北海道を旅した紀行文、前から手許に置いて読みたかったものなのだ。今日はこの本のために来たようなもの。ほかに『森有正エッセー集成1』(ちくま学芸文庫)、2ヶ月ほどまえ、栃折久美子の『森有正先生のこと』を読んでいえらく感動していいたので、昔何冊か読んだが再読のために入手。ほか3冊なににするか悩む。坂口安吾『信長/イノチガケ』(講談社文芸文庫)ほか2冊、計5冊1000円。
夜、他の用事で出かけた帰りに祭りをのぞく。凄い人出。人がぶつかって歩けない。何とか裏道を通って帰宅。後から帰ってきた娘に、凄い人出だったといったら、昨年の方が凄かったという。