『エミール・オルリク 日本の木版に魅せられた芸術家』

先日、ドイツ・ベルリンのK女史から、1998年に銀座の秀友画廊で開催された「エミール・オルリク」展の時に刊行された『エミール・オルリク 日本の木版に魅せられた芸術家』という冊子が送られてきた。K女史が監修・解説された24ページ足らずのものだが、年譜もありオルリクのことが良くわかる。もちろん弟子であったフリッツ・ルンプも出てくる貴重な資料。「ルンプ伝」を『北方人』で再開する予定だが、なかなか進まない。

17日、親類の告別式があり車で行田市に行く。その帰り杉戸町の旧4号線沿いに「ブ」の看板をはじめて見る。19日オープンとあり、家に帰って「ブ」のHPを見たが、新規開店とも何も出ていない。家から近いが半信半疑で今日19日の朝出かけてみる。10時前に着いたが、たしかに新規開店。宣伝をしていないせいか開店待ちの人は少なく、待っていたのは近所の人たちか。開店と同時に店に入ったが、棚はいつも見慣れているほかの店と変わらない。ということはめぼしいものがないということ。なんとか、興味深いちくま文庫ちくま学芸文庫など10冊あまり買う。期待したほどではなかった。
22日開催の「みちくさ市」に出す本を、昨日1箱、今日1箱を郵便局に出す。ちょっと肩が痛いので、手ぶらで行く予定。当日晴れそうだし、久しぶりに本好き友達にも会えそうなので、楽しい古本市になりそう。