エミール・オルリク「肖像スケッチ集」が届く

この2日間、仕事の合い間に「古通」の原稿を書く。伊上凡骨資料は、ひとまとめにしてダンボールに入っており思い出すのに時間がかかる。なんとか大筋がまとまり、あとは推敲して8枚にまとめる予定。
昨日、ドイツからエミール・オルリクの肖像スケッチ集が届く。編者の一人であるベルリンのK女史が贈ってくれたスケッチ集で、船便で一ヶ月以上かかって届いたものだ。2冊のスケッチ集と解説3分冊の豪華なもの。当時の芸術家たちの人物スケッチだが、その生き生きした姿におどろかされる。伊上凡骨の弟子であったフリッツ・ルンプの肖像はないが、ルンプと深い関係があったオットー・キャンメルの肖像がある(右のスケッチ)。ほかにもルンプと係わった人物がいるに違いない。あとでゆっくり見たい。


エミール・オルリク「肖像スケッチ集」と「オットー・キャンメル」