「みちくさ市」「秋も一箱古本市」に出店


すっかり秋の気配。トンボがたくさん空を舞う季節になりました。
週末、パソコンが立ち上がらなくなり、サポートセンターに連絡したが「込み合ってます」と言うだけで連絡とれず。遅れている『北方人』の原稿のバックアップもしていなかったのであせってしまう。1日たってあきらめていたが、次の日、電源をONにして放っておいたら3時間ぐらいたって奇跡的に立ち上がる。あわててデーターのバックアップ。もう古い機種なので寿命がきているのだろう。新しいパソコンを買うまで、だましだまし使おう。
北海道に永田秀郎先生の追悼文の原稿を送り、鎌倉の雑誌の校正が届き、それもなんとか終え、ホッとする。
10月10日(土)谷中で開催される「秋も一箱古本市http://d.hatena.ne.jp/seishubu/にエントリー。申し込みを忘れていたが、なんとか間に合う。9月20日(日)の鬼子母神で開催される「みちくさ市」も決まっているので、しばらくは本の整理で追われそう。もし時間がありましたらおいでください。皆様にお会いできることを楽しみにしています。
岩切さんから『一寸』35号やコピーを贈られる。未見の著書『明治版画史』(吉川弘文館)は高価で手許になく献本できずとの添え書き、お気使いありがとうございます。自分でなんとか手に入れる予定です。早速読み始めると、青木茂氏の一文に伊上凡骨のことが出てくる。高島宇朗『せゝらぎ集』(改訂増補・昭和2年)という詩集は、青木繁の絵があり凡骨が木版を彫っているという。凡骨といえば、昨日高村光太郎研究の小山さんから便りがあったが、そこに大正2年「メイゾン鴻の巣」で開催された「パンの会」のメニューは、光太郎が画いて凡骨が彫ったいう。いずれも初めて知る。伊上凡骨の世界はまだまだ未知の部分が多い。