小野寺克己編『更科源蔵書誌』

昨日、大きな冊子小包がポストのなかに入っていた。包装をといてなかを見ると、小野寺克己編『更科源蔵書誌』とある。小野寺氏のライフワークである書誌が完成したのだ。
A3版、ハードカバー、函入り、721ページ、限定40部という稀少な書誌である。そんな本を贈っていただき、ただただ、申し訳なく思っている。参考文献人名索引もあり、私の名前がある。『北海文学』に連載した「詩人更科源蔵の青春」、北海道文学館での講演、シンポなど11ヶ所。あとがきにも私の名前が。とにかく、歴史に残る書誌と思う。印刷所は藤田印刷、私の『「挽歌」物語』の印刷所と同じ。こちらは、まだ手許に届いていないが、この書誌と同じくすばらしい本に仕上がると思っている。