詩誌『かばりあ』いただく


釧路での「出版を祝う会」に出席してくださり、過大な祝辞もいただいた釧路文学団体協議会会長の詩人畑野信太郎氏が、詩誌『カバリア』169号から最新号172号の4冊を送ってくれた。地元では息の長い同人詩誌である。
169号(2010年6月発行)に、畑野信太郎氏のエッセイ「T君への便り…十年前の私はⅠ」がある。そこに2000年8月、札幌の道立文学館で開催した北海文学同人会主催の『「北緯五十度」〜詩人たちの世界』のことが出てくる。私の講演のことも触れ、「配布された資料は関係した他詩誌など丁寧な調査に敬服しました」とある。その日の講演は、札幌、釧路などから大勢の人たちが来てくれたが、畑野信太郎氏が来ていたことは、この一文を読むまで全く知らなかった。10年もたってしまったが、あらためてお礼を申し上げたい。