高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)

新年になって、千駄木古書ほうろうを訪ねたとき、店主宮地さんから、今読んでいる本ということで北海道釧路が舞台となっている『高城高全集〈1〉墓標なき墓場』 (創元推理文庫)の事を教えられた。近所の新刊本屋で探したが、どこも品切れ。昨日再び古書ほうろうへ行く。手許に本がなく、宮路さんがネットで調べてくれて、新宿のジュンク堂に在庫があるという。丁度、新宿に行く予定だったので、無事で入手。文庫のための「あとがき」を読むと、作家高城高北海道新聞記者として釧路支局にいたことがあり、映画「挽歌」のロケが行われていた頃という。その後に書かれたとのことで舞台は昭和33年代の釧路、まだ読み始めたばかりだが、1962(昭和37)年作の幻の長編と言われるこの作品をしばらく楽しむ予定。

高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)

高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)

新宿では、札幌から上京した友人とこちらにいる3人で、中学時代のミニクラス会。場所は「つぼ八」。「つぼ八」の発祥の地は北海道札幌、8坪の店からスタートしたとのが名前の由来と言う。今年6月には、札幌でクラス会開催を決める。