写真だけUPして、コメントを書いていませんでした。20日の話です。夕方からある集まりがあったので、その前に国会図書館に出かけて調べ物。今書いている原稿の参考資料と、中戸川吉二作品集の資料をコピー。中戸川のものは、早稲田大学図書館が所蔵している草稿「十年」の掲載誌を探す。『相聞』昭和4年11月号、10年前に「イボタの虫」で文壇にデビューしたことを書いたもの。もうひとつは『改造』大正10年7月号に載った「屈茶路湖と阿寒湖」(屈斜路湖が正しい、誤植か)、少年時代に旅した思い出を書いた「兄弟とピストル泥棒」のことから書いている。この一文は写しで持っていたと思ったが、失っていたのだ。その他色々とー
土曜日は5時閉館のため追い出され、時間があったので新橋に向って歩き出す。国会議事堂は、混乱している政局とは打って変わって閑散している。官庁街も同じ。

さてその日は、或る同窓会の集まりで、日の出桟橋から出る船に乗って夜のディナークルーズ東京湾を眺めながら食事。とにかく夜景がきれいであった。船内のレストランで、まるでタイタニック?(映画で見る)のなかでの食事であった。こんな経験は2度と来ないかも知れない?


『光太郎資料38』をいただいております。昭和9年10月の東京日本橋高島屋で開催された「伊上凡骨遺作 凡骨版画展覧会」が収録されていました。高村光太郎は発起人の一人として名を連ねています。