『ビブリア』(山形ビブリアの会)№60

『ビブリア』(山形ビブリアの会)№60を送っていただいた。年2回の発行だから30年も続けられている。創刊号からいただいているが、書架に並べると圧巻である。今回も「真壁仁の詩の世界(56)結城哀草果と真壁仁」が、読み応えのある論考。感謝!

さて、同じ『ビブリア』でも、昨日のテレビドラマ『ビブリア古書堂の事件手帳』を見た話。原作を読んでいるが、ちょっと物足りなさは以前ブログに書いた。今回は、2巻目の第1話の「時計じかけのオレンジ」、原作を読まずにドラマを見るならば、それで良いのかも知れない、と感じた。脚本家の意図がありありと解る、怪しい人影、そして主人公のが突き落とされる場面でエンド。いよいよ、次回は第1巻目の第4話、太宰治『斜陽』がドラマの主題として登場するである。原作を読んでいる人には解る話。はたして、三百万以上もする本物の初版サイン本が画面出てくるのか?(ありえないか!)