大正期の雑誌装丁話(2)

長い休み明け、ひたすら仕事。夜になって少し落ちつく。
さて、昨日の続き。大正期、新潮社は『新潮』のほかに『文章倶楽部』を出している。文学を目差すと投稿雑誌のような感じ。こんな美しい表紙もある。

 
『文章倶楽部』大正10年2月号と大正9年6月号

大正10年2月号は、真木茂とがあるが、どんな人物なのか。そして大正9年6月号は、表紙画の名前がないが、どうみても岸田劉生である。ただこの雑誌の装丁には投稿もあるから断定できない。