本のリサイクル

埼玉は一日雨、今日は、市立図書館で「図書館まつり」ということで本のリサイクルをやっている。リサイクルは今まで月に一回やっていたが、しばらく見ないと思っていたらまとめて出すらしい。隣の建物で10時に会場とのことで車で出かけたが、5分前には20人以上が並んでいる。数量制限なし、無料!
雑誌は1年間分を縛っていたが欲しいものを抜いてよいと言う。全部では重いので『芸術新潮』から2冊、『美術手帳』『日本の美術』『男の隠れ家』『新潮』から1冊抜く。どうしょうと思ったが『文学界』の1年分、妻のお土産に『食彩浪漫』1年分をそのままいただき車に積み込む。
次に単行本を1時間あまり物色。20冊あまり手に入れたが、めぼしいものは紀田順一郎『幻書辞典』、小沼丹『木菟燈籠』くらいか、あとは図版が多く視覚的に楽しいものとのことで荒俣宏『帯をとくフクスケ』、倉本四郎『鬼の宇宙史』などか、ほかに仕事の資料になる美術、デザイン関係など。それでなくとも本箱があふれているので整理に時間がかかりそう。
帰ったら、新聞連載カラム2回分が届いていた。10月30日の一面トップに、母校の小学校の開校90年と廃校になるので統合記念式典、北原白秋作詞、山田耕作作曲の校歌が刻まれた記念碑の除幕式の様子が出ている。この日のための記念誌に一文を寄せたがまだ届いていない(寄付しなかったから届かないかも?)。帰郷しても、わが母校は消えている。チョッとさびしい。