『北海文学』第93号が届く

『北海文学』第93号が届く。今回は「鳥居省三追悼号」だが、わたしは追悼文と評論「中戸川文学の周辺・二題」を寄せた。「創刊五十年記念号」である92号が出たのが平成14年9月だから、4年ぶりの刊行。沈黙の期間は鳥居先生の闘病生活と重なる。
半世紀前の出合いを語る北海道立文学館館長木原直彦氏、図書司書時代の風貌を語る作家原田康子さん、長いお下げ髪の時代に出合った故人を語る藤田民子さんら21人の追悼・回想記。様々な時代に出合い、ともに生きてきたひとたちの言葉から、先生の生涯が浮かび上がってくる。
これからの『北海文学』がどうなるか、全く検討がつかない。

 『北海文学』第93号

安藤勉先生から、『古通』の「名匠伊上凡骨の仕事」を読んだと久々のの手紙。
『サンパン』の発行も遅れているのでいろんな人にごぶさたしている。