満開の桜が花吹雪

仕事の多忙に加えて、週末の義母の入院先への見舞いなどがあり、バタバタして過ごし、すっかりブログをご無沙汰してしまった。昨日、病院にに行ったら満開の桜が花吹雪として舞っていた。すっかり春である。とにかく元気でやっている。
唯一落ち着くのは、通勤電車の中。この2週間で読んだ本は、坪内祐三三茶日記』。平成12年、北海道立文学館に行ったことが出てくる。「『北緯五十度』の詩人たち」展の開催中である。館と北海文学の共催で講演会をやったが、その日でなかったようである。日記の中にあの作家内藤千代子の事も出てきておもしろく読了。
ほかに、田辺茂一『夜の市長』を「ブ」で手に入れたので通勤携帯本に。復刻版だが、これだけは元版でも読んでいなかった。紀伊国屋書店の社長で作家でもあった人。生前、遅い昼食の時間、書店となりにあったしゃぶしゃぶ屋さんでよく見かけたことがある。いつも一人でカウンターに座っていた。どこかで中戸川吉二とも交友があったと読んだ記憶があり、色々田辺茂一の本を読んだが、文壇交遊録があるこの本にも出てこなかった。『北方人』の校正原稿が揃った。あとページ割りなど、何とか今月中には完成させたい。昨日『サンパン』の同人Y氏から電話。発行が遅れているが、主宰松本氏と会ったという。体調思わしくなく、刊行まで幾人かの同人で引き継ぐことに。週末に会って引継ぎの打ち合わせ予定。