岩切信一郎氏の『明治版画史』

昨日の朝、NHKBS2の「週間ブック」を見る。「一箱古本市」のことが今年の話題として出てくる。「みちくさ市」を歩く南陀楼綾繁氏とそのインタビュー、あっというまに終わってしまう。来年春の谷中の「一箱古本市」が楽しみ。
先日、隣町の図書館で岩切信一郎氏の『明治版画史』(吉川弘文館)をやっと見つける。正月にゆっくり読むつもりだが、随所に伊上凡骨のこと、そして「日本版画の欧米への発信ー青い眼の浮世絵師たち」に、エミール・オルリーク、フリッツ・フムプ(私はルンプと表記している)などが出てくる。注として、私の「フリッツ・ルンプ物語」も出てくるが、岩切氏には凡骨やルンプのことで大変お世話になっている。たくさんの人たちに読んでほしい1冊。

図書館からは、本をたくさん借りてきている(一度読んだものもあるが、再読のため)。正月は読書三昧の予定。