『お金物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)』に中戸川吉二

20日の「みちくさ市」に、中戸川吉二の親類にあたるMさんが来てくれたが、松田哲夫氏が編んだ『お金物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)』に、中戸川吉二の『寝押』が収録されていると、本を見せていただいた。『新潮』から荒川洋治の編で出た「名短編集」に収録されていたもの。中戸川吉二の復活を感じさせる。

なお岡崎武志氏が、写真入で『「挽歌」物語』を紹介してくれた。中戸川にも触れている。
http://d.hatena.ne.jp/okatake/

「北方人」さんから、近著の盛厚三『「挽歌」物語 作家原田康子とその時代』釧路新書をいただく。ありがとうございます。中戸川吉二といい、強いスポットライトの当らない存在を、こうして熱っぽく称揚する「北方人」さんに感服する。

また、「つん堂」さんが「みちくさ市」のときの写真をブログに載せている。勝手に拝借したが、元気になられたの塩山芳明御大の姿も写っている。


今日、釧路から連絡があったが、『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』が、東京の「地方・小出版流通センター」から注文があり、札幌の紀伊国屋書店にも置いてもらうと連絡があった。