9月1日(土)は、釧路でシンポです

9月1日(土)は、告知の通り、釧路でシンポ「釧路湿原の長谷川光二」があります。30日、私は北海道に向けてフライトします。どうぞおいで下さい。なお、しばらくこのブログはお休み。5日ごろ帰るので、そのあとに報告を兼ねて再開します。
先日、石狩市在住の詩人Y氏より、幾つかのコピーが届く。14年前の1998年9月、北海道の鶴居村で、「釧路湿原・人と自然ー長谷川光二生誕100年に寄せて」というシンポジュウムを開催した。その時基調講演を、理論社顧問であった小宮山量平氏にお願いした。Y氏もパネリストの一人として参加してくださった。そのシンポのあと、小宮山氏は、旭川の書店の主催する講演会に出かけたのは知っていたが、その講演の要旨が載った「あさひかわ新聞」(1998年10月20日)を送ってくれたのだ。そこには、長谷川光二のこと、鶴居でのシンポのことは1ページあまり収録されていた。『釧路湿原の長谷川光二ー日本のソロー』に、参考文献がかなり紹介されているが、この講演要旨は未収録。9月1日のシンポで、紹介する予定である。

釧路のF氏が、地域の文学に関するたくさんの写しを送ってくださった。ひとつは、直木賞候補になった、釧路出身の作家桜木紫乃関係のもの。

もうひとつは、以前紹介した大道寺将司全句集『棺一基』の書評、NHKETV特集「失われた言葉をさがして 辺見庸 ある死刑因との対話」が放送批評懇談会のギャラクシー賞受賞の記事など。

いずれも、いま原稿を書いている「文学事典」にかかわるもの。F氏に感謝。