作家原田康子さんが亡くなった

『北海文学』の大先輩で作家の原田康子さんが20日に亡くなった。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/195693.html同じ同人であった釧路の番場氏より電話があったのだ。原田さんの思い出や今の釧路の文学事情について長い時間話す。釧路にとって原田さんの存在は大きい。地元での集まりなどはまだ未定という。最後にお会いしたのは、2002年10月に釧路で開催された『北海文学』創刊50周年記念会のとき。
ちょうど『北海文学』に小生は原田さんのデビュー作を主題とした『「晩歌」物語』を連載していたが本人から「とてもおもしろい」と言われて恐縮したことがあった。そのときの写真があるが、下段中央が原田さん、その右にいるのが主宰者の故鳥居省三さん、その後が小生、そして後段一番左が、先日亡くなった永田秀郎さん。11月21日には、その永田さんを偲ぶ会が予定されているが、原田さんとも親しく『原田康子「挽歌」のナビゲーション 』という著書もあるので、その日は原田さんを偲ぶ会になりそうである。なんとしてでも駆けつけたい。

ここ数日嵐のような日が続いている。20日に義母が退院するのでその準備で一部屋を完全にあける。障子貼り、ベットの搬入、19日は栃木に行って冬物の衣服を持ってくる。20日に病院に迎えに行って無事帰宅。1年半の入院生活であったが、全快して退院したわけではない。家に帰っても24時間の介護が必要で、家族交代で面倒を見ているのだが気長にやっていくつもり。