2012-01-01から1年間の記事一覧

はじめて梅酒に挑戦

近くの「ブ」で、高橋一清『編集者魂』なる本を入手。文藝春秋社の編集など歴任した人であるが、14人の作家のことが書かれている。中上健次の章を興味深くよむ。ほかの章も一気に読んでしまった。なぜか、このような編集者の回顧録を、好んで読んでしまう。…

ルンプと高村光太郎が会っていた

25日、渋谷で友人達と会う予定があったので、早めに出かけて国会図書館に寄る。国会周辺は、テレビのニュースなどで流れる大荒れの消費税問題は感じられず、大勢の子供たちの国会見学者が列を作り、いつもの風景があった。大荒れ政治家たちの世界は国会議事…

矢部登『田端抄』其弐、その他

ようやく、「フリッツ・ルンプ物語」の推敲を終え、画像とともにUSBメモリーで送る。かなり遅れてしまったが、精神的に一段落。あと残されているのは、依頼されている新聞の文化欄の原稿があるが、6月中には完成させて送る予定。 矢部登氏から、『田端抄』其…

『恩地孝四郎ー一つの伝記』のことなど

北海道から帰ってきたが、5月末〆切りの原稿「フリッツ・ルンプ物語」と格闘していた。中断して数年たつが、完結までこぎつけた。何とかメールで原稿の方を送ったが、画像が重く送ることが出来ず、結局6分割して無事送った。ところが、原稿、画像の番号など…

釧路での1週間

18日から釧路に行き、19日『「挽歌」物語』の釧路文学賞特別賞の受賞式、翌日から息子と、阿寒、知床、尾岱沼などを巡って、無事昨日こちらへ帰って来ました。 授賞式の記念撮影 知床五湖、知床の山々はまだ残雪がたくさん残っています。 ウトロで泊った民宿…

燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)を読む

刊行時に手に入れようと思っていた本だが、先日ようやく「ブ」で手に入れた『燈火頬杖―浅見淵随筆集 』(ウェッジ文庫)を、一気に読む。早稲田を出て、出版社の編集となり、多くの作家と知り合っている。八木義徳、そして長見義三、砂子屋書房の山崎剛平(中…

志村有弘『忘れ得ぬ 北海道の作家と文学』

志村有弘先生より『忘れ得ぬ 北海道の作家と文学』(鼎書房)をいただく。先生は北海道深川市の出身、故郷の作家、詩人、歌人たちに、あたたかい目が注がれ、たくさん人たちが登場する。懐かしい作家たちの名前もある。便りには、今度北海道に行ったら、釧路…

2年ぶりにスズランが咲く

3年前、本の整理のため、小さな庭を整理して物置を置いた。その時、庭にあったスズランを少しだけ残し、平地にした。それから2年花を結ばなかったが、今年2年ぶりに白い花が咲いた。故郷を感じさせる可憐な花である。 こどもの日、2人目の孫のお宮参り。そし…

2人の孫

孫たちが遊びにきた。3月に生まれた2人目の孫を見るのは2度目。すっかり人間らしく?なってきた。お兄ちゃんと似ているような気もするが、どんな顔になるのか!

「一箱古本市」と「ポエトリーカフェ」のこと

28日、朝から谷中の「一箱古本市」に行く。天気が良く、最高の古本日和(幾度か参加したが、雨にたたられた記憶が多い)、で暑かった。今回はお客として、スタンプラリーに判を押してもらいながら、明日会うピッポさんなど各所で知人たちに挨拶をしながら、…

ETV特集「失われた言葉をさがしてー辺見庸とある死刑因の対話」を観

庭に、ようやくチューリップの花が咲く。ようやく本格的な春を感じる。 前の日の深夜にビデオにとった、NHKのETV特集「失われた言葉をさがしてー辺見庸とある死刑因の対話」を観る。作家辺見庸が、ある死刑因の句集を編むまでを、静かに語り続ける。途中から…

『日本古書通信』八木福次郎追悼号

和田芳恵『順番が来るまで』を読む

先日、ブで古い本だが単行本で出た和田芳恵『順番が来るまで』を手に入れた。この本はじめて読む。和田芳恵は北海道出身の作家。昭和52年に亡くなって、その後に出た最後の随筆集。生い立ちが詳しく書かれている。また、文壇話もおもしろい。原田康子さんの…

小宮山量平先生逝く

創作児童文学を育てた、理論社元社長の小宮山量平先生が13日朝に亡くなった。95歳だった。うかつだったが、札幌のY先生からの電話ではじめて知った。 私の文学的な出発は、小宮山先生との出会いからはじまっている。20年ほど前、ある人の評伝を書くため…

『図書新聞』に『北方人』が取上げられました

4月21日発行『図書新聞』3059号が送られてきた。志村有弘先生の「同人誌時評」に『北方人』第16号が取上げられた。“池内規行編「青山光二年譜」が異色の作家青山光二の出生から没後二年までを編んだ貴重な労作”と紹介されている。志村先生ありがとうございま…

最近いただいたもの

『光太郎資料37』 小山弘明氏が贈ってくれたもの。全集に未収録の高村光太郎資料の解説が載っている。研究者たちの熱意が伝わる。 『大和通信』第91号 中尾務氏が贈ってくれたもの。B4裏表の1枚ものだが、6人のエッセーなどが載っている。中尾氏は「どうする…

{PIPPO TV」に木版彫刻師 伊上凡骨』のことが!

「雑司が谷“お花見デカダン詩夜”」の、第二部 「“パンの會”とデカダン歌人・吉井勇」で、瀬戸雄史(古書往来座)さんが、拙書『木版彫刻師 伊上凡骨』が、おもしろいと触れて下さった。ありがとうございます。瀬戸さん、かつてこの本を読んでいて、あまりに…

「ポエトリーカフェ:春のスペシャル企画 パンの會 篇

木村荘八「パンの会」。左の洋人がフリッツ・ルンプ、良く見えないが、右の床に酔い倒れているは伊上凡骨だと、木村荘八が野田宇太郎に話している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ポエトリーカフェ:春のスペシャル企画 パンの會 篇」に、ゲスト…

2人目の孫が生まれた

3月29日の夜、2人目の孫が生まれた。男の子。30日に病院に行ったが、1人目の孫と生まれたときの顔かそっくり。どんな孫になるやら。昨4月2日も見に行く。3歳になったばかりの最初の孫が、なぜか嫉妬のまなざし。その面倒も見なければならないので、ジジイは…

『僕等がいた』最終第16巻

普段、コミック、ましてや少女コミックなぞ本屋で買うことはなかったが、先日見た映画の影響もあって、『僕等がいた』最終第16巻を手にした。読んだ(見た)のは1巻のみ、そして最終巻だから、その途中のことは全くわからない。映画の後編はまだ封切されてい…

『ロースハムの誕生 アウグスト・ローマイヤー物語』

昨日の雨のなか、現在書き進めている原稿の、資料の確認に足立区の図書館へ。近くの図書館になかったシュミット・村木真寿美『ロースハムの誕生 アウグスト・ローマイヤー物語』である。ルンプが来日したときの滞在先である、お雇外国人ユリウス・スクリバの…

映画『僕等がいた』を観る

久し振りに、映画館でロードショーを観る。映画『僕等がいた』。昨年7月に帰郷したとき、地元では、この映画のロケのことが話題になっていた。少女コミックが原作で、作者小畑友紀はこの街住む人という。年代が違うので全く知らなかった。コミックの第1巻を…

「みちくさ市」無事終了

昨日の「みちくさ市」無事終了。曇り空、途中雨が降ったが最後までがんばりました。売れた冊数は86冊、まあまあ売れたといった感じでした。来てくださった皆さん、スタッフの皆さんありがとうございます。次回5月の「みちくさ市」は、釧路文学賞特別賞の授賞…

明日18日は、第14回鬼子母神通りみちくさ市

第14回鬼子母神通りみちくさ市は、明日18日(日)に開催いたします。天気予報は、朝から曇り、夕方から雨とのこと。間違いなく開催されるでしょうが、早めに行ったら良いかも! 18日が雨天の場合は20日(火・祝日)に延期となります。18日の開催は…

『もっと あっと かすかべ』

息子が中心となって、「ちゅうでん振興財団」から助成金を受けて、地元春日部の小、中学生対象に、地元の歴史の資料集『もっと あっと かすかべ』を刊行した。「埼葛社会科を語る会」の会員に編集、執筆をお願いして実現したもの。春日部の小、中学校の学習…

3月14日は、茶話会。ゲストは矢部登氏。

色々な冊子をいただいている。 詩誌『かばりあ』174号、長いあいだ活躍している釧路在住の詩人たち、ただただ感服しいています。 『一寸』第45号、今回は80ページという厚さ。同人たちの活躍に、これも感服している。 ここ連日、かなりの分量の、4月締め切り…

3月18日は、第14回「みちくさ市」

3月18日は、第14回「みちくさ市」に出ます。今年初めてですが、場所は「名取ふとん店横駐車場」です。詳しくはここで。http://kmstreet.exblog.jp/

『「挽歌」物語』、釧路文学賞特別賞受賞

昨日、釧路文学団体協議会から、『「挽歌」物語ー作家原田康子とその時代』が平成24年度の釧路文学賞特別賞受賞に決まったと連絡があった。2011年の1年間に地元で刊行された文学書を対象に与えるものだが、選考委員の全員一致で決まったという。本賞は別の人…

久しぶりに国会図書館

昨日(25日)、久しぶりに国会図書館に行く。いま書き続けている「フリッツ・ルンプ物語」の資料の確認のため。入り口で、「登録利用者カード」の発行が必要といわれ、20分ほどかかる。以前は自分で入力して、簡単に入館できたのに(これからはスムーズに入…

ある飲み会