2013-01-01から1年間の記事一覧

『中戸川吉二作品集』の広告が出ました

6月30日の「読売新聞」に、『中戸川吉二作品集』の広告が出ました。

7月15日は「みちくさ市」

ちょっと先ですが、7月15日(月・祭日)の第21回「みちくさ市」に出ます。いつものように、本好き、古本好きの人たちのための、こだわりの本、雑誌、文庫など、また先日刊行された『中戸川吉二作品集』を持っていきますので、お手にとってご覧ください。場所…

大小山(足利)に登る

24日、朝久喜を車で出発し、友人たち6人と、大小山(足利)に向う。現地に着く寸前、10数年前に見た風景に驚く。かつて訪れた栗田美術館であった。大小山は、その裏手の山であった。登山口の森では、三光鳥の巣立ちを見るために大勢の人たちが、カメラを…

『中戸川吉二作品集』が刊行されました

予定より遅れていた『中戸川吉二作品集』が、ようやく刊行されました。すでに注文されいた方々には、順次お手許に届くと思います。半年以上、編集に携わりましたが、多くの人たちの協力もあって、すばらしい作品集になり、感慨にふけっています。 中戸川吉二…

『ブルータス』特集・古本屋好き。

『ブルータス』特集・古本屋好き。 こんな雑誌を本屋で見つけと、つい買ってしまう。特集ページの最初に、なんと4月に谷中の一箱古本市でお世話になった「タナカホンヤ」が出て来る。不忍通りの裏手の静かな通りにある古書店&ギャラリー、たしかにその日も…

小谷野敦氏『川端康成伝ー双面の人』(中央公論社)その他

小谷野敦氏より、『川端康成伝ー双面の人』(中央公論社)を拝受。感謝申し上げます。『谷崎順一郎伝』『里見紝伝』『久米正雄伝』に続く、作家評伝シリーズ第4弾である。読み始めると止まらない。中戸川吉二のことも数箇所出て来る。中戸川が参加した第4…

『一寸』第54号、その他

『一寸』同人の岩切信一郎氏より、第54号を送っていただいた。いつもながら、読み応えのある論考が続く。山田利幸氏の一文には、フォーゲラーのことも出てきて興味深い。 「生誕130年 彫刻家高村光太郎展」のチラシが、K氏より送られてきた。6月29…

『札幌古書組合八十年史』のことなど

本が出るのは知っていたが、思いもかけず『札幌古書組合八十年史』(札幌古書籍商組合)が届いた。札幌の古書店を中心とした80年の歴史が書かれている。読み物仕立ての厚い本である。年譜も充実しており、札幌のみならず、北海道の文化も語られており、貴重…

5月19日(日)は第20回みちくさ市

五月の連休は、義母の具合が悪く再入院するなど、あわただしく過ぎた。いまは、落ち着いている。 5月19日(日)、第20回みちくさ市に参加します。場所は、都電「鬼子母神駅」を降りてすぐ、グリーンコーポ前、『北海道文学事典』『中戸川吉二作品集』のカタ…

「一箱古本市」無事終了

今年も庭にスズランが咲きましたが、なぜか2株だけ。ちよっと淋しい感じ。 27日、谷中の「一箱古本市」無事終了しました。根津の「タナカホンヤ」の前でしたが、裏通りの静かな場所、「一箱古本市」の〝さいはて〟でしたが、新しい出会いもあり楽しい一日を…

明日4月27日(土は)、谷中の「一箱古本市」です

明日4月27日(土)、谷中の「一箱古本市」に参加します。場所は、「タナカホンヤ」の店先です。地下鉄千代田線根津駅、御茶ノ水方面の出口を出てすぐです。時間はAM11:00〜PM4:00。雨天決行!雨は降らないでしょう。この場所には、yom yom(新潮社)の編集…

『北方人』第17号発行、その他

1年ぶりの『北方人』、第17号発行を15日に発行します。寄稿者及び購読者の皆さんには、順次お送りします。処々の都合により、予定より発行が半年ほど遅れてしまいました。申し訳ありません。 目次 創作/DEC(ディック)――――――――――――――――― 北山 幸太郎(2) …

『中戸川吉二の作品集』刊行予告が出ました

『中戸川吉二の作品集』(勉誠出版)刊行予告が出ました。詳しくはhttp://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=2&products_id=100222で。 ナカトガワキチジサクヒンシュウ 中戸川吉二作品集志村有弘・盛厚三 編定価 10,290円 (本体9,800…

『日本を愛したドイツ人 フリッツ・ルンプと伊勢物語版本』

『日本を愛したドイツ人 フリッツ・ルンプと伊勢物語版本』(関西大学出版部刊)が出ました。『サンパン』に連載していた「フリッツ・ルンプ物語―日本美術文化研究家・波乱の生涯」が、雑誌休刊のため中断していましたが、このほど『日本を愛したドイツ人 フ…

富士正晴『東京漫遊記』

富士正晴記念館が刊行した富士正晴資料整理報告書第19集、『東京漫遊記』をいただいた。「解題」を書かれた、中尾務氏が送ってくださったのだ。萩木市中央図書館に併設されている富士正晴記念館が発行したものだが、このような冊子がだせることがうらやま…

4月27日(土)は谷中の「一箱古本市」

4月27日(土)、谷中の「一箱古本市」に参加します。主催者ナンダロウ氏の強烈なラブコールで、老体に鞭を打っていきます。場所は、チラシにある地図の一番右端(赤○印のところ)「タナカホンヤ」の店先です。地下鉄千代田線根津駅、御茶ノ水方面の出口を出…

『北海道文学事典』(勉誠出版)の刊行予告が出ました

『北海道文学事典』(勉誠出版)の刊行予告が出ました。かなりの概論、項目を書きましたが、4月末ごろには店頭に並ぶでしょう。 http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100204 ホッカイドウブンガクジテン 北海道文学事典 志…

みちくさ市、無事終了

17日、西新井からバスで池袋へ、そこから歩いて、春を感じる鬼子母神へ。年に数回行われる「みちくさ市」の今年初めての出店である。しばらくぶりに、懐かしい人たちの顔がそろう。岡崎武志氏、伴健人商店晩鮭亭氏、書肆紅屋氏、とみきち屋ご夫妻、嫌記箱塩…

明日17日(日)は、みちくさ市

明日、3月17日(日)は、みちくさ市に出店予定です。場所は、都電鬼子母神駅の直ぐそば、グリーンコーポ前です。天気は晴れで、暖かくなりそうです。散歩がてらお出かけください。http://kmstreet.exblog.jp/18468637/ 4月刊行予定の『北海道文学事典』(…

みちくさ市は2日目の3月17日(日)

みちくさ市、2日目の3月17日(日)に出店予定です。場所は、都電鬼子母神駅の直ぐそば、グリーンコーポ前です。http://kmstreet.exblog.jp/18468637/

悲しみの北海道

しばらく、ブログを更新しなかったが、少なからず理由があった。1年半前に、脳腫瘍で倒れた義弟が、余命1年と宣告されていた。昨年末に意識不明になり、点滴を続けていたが、2ヶ月後の2月26日に亡くなった。翌27日にフライトし、故郷の北海道釧路に帰り、通…

『ビブリア』(山形ビブリアの会)№60

『ビブリア』(山形ビブリアの会)№60を送っていただいた。年2回の発行だから30年も続けられている。創刊号からいただいているが、書架に並べると圧巻である。今回も「真壁仁の詩の世界(56)結城哀草果と真壁仁」が、読み応えのある論考。感謝! さて、同じ…

長谷川光二と石川三四郎

オックスフォード大学で人文科学を専攻するナジーナ・ウイレムズ女史が、釧路湿原の長谷川光二と石川三四郎との関係を調査しに、北海道釧路の奥にある鶴居村を訪れたそうです。『釧路新聞』2013年1月29日の記事。 長谷川光二については、次の著書 「釧路湿原…

茶話会 矢部登「私家版よろずひかえ」

不忍ブックストリート1月の茶話会に行く。矢部登氏の「私家版よろずひかえ」を聞く。様々な私家版を、現物を見せていただきながら、その奥の深さを知る。やはり印象が深かったのは、結城信一『文化祭』。この本私家版が出てから、青我書房から一般書として刊…

「盛厚三→原田康子の伝記」のこと

書物蔵氏のブログによれば、小谷野敦氏が『出版ニュース』のなかで拙者の原田康子の評伝について触れているらしい。感謝!なお、面識がある林哲夫氏は古本屋となっているが、本職は画家である。http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20130128 『「挽歌」物語…

1月30日(水)の茶話会は、矢部登氏

1月30日(水)の不忍ブックストリート茶話会は、矢部登氏が登場するという。久し振りに東京に出かけよう。 http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20130116 [茶話会のお知らせ] 不忍ブックストリートの茶話会、今年もよろしくお願いします。1月30日(水)に開…

『ビブリア古書堂の事件手帳2』を読む

なぜか、いま話題の『ビブリア古書堂の事件手帳』2を読んだ。今日テレビドラマが始まるのだが、その前にどのようなものなのかを知りたく手に取ったのである。予想以上に面白い。これは、古本を巡る推理小説である。かつて紀田順一郎氏が古本を巡る推理小説…

須賀章雅『貧乏暇あり』

札幌の古書須雅屋の店主、須賀章雅さんから著書『貧乏暇あり』が送られてきた。本当にありがとうございます。これは、いつも拝見していた7年間のブログをまとめたもの。2006年の秋の一箱古本市に、北大にいたときに古書須雅屋でアルバイトしていたことがある…

謹賀新年

謹賀新年 新しい年が明けたが、もう6日もたってしまった。年末、体調を壊し、静かな正月を送っていたが、ここ数日回復し、いつもの日常に戻っている。たくさんいただいた年賀状から、友人の手作り(貼り絵)が気に入ったので画像をアップした。モンガ堂のブ…